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「まだ懲りないの?何度やってもあんたじゃ私には勝てないって。」
やれやれといった表情で首を横に振る。
「んなもんやってみなきゃ分かんねぇだろうが!!今日こそそんな口聞けなくしてやる!!」
ダンッと地面を踏みつけるブラック。ホワイトに向けた人差し指はそのままだ。
「ま、ウォーミングアップには最適かもね。」
「…………じゃあまずはホワイトとブラックだね。審判は僕がやろう。」
チェレンがそう言うと、二人は互いに飛び退いて距離を取る。ベルはチェレンの後ろからその様子を見守る。
「使用ポケモンは一体。どちらかのポケモンが戦闘不能になった時点で試合終了。
…………それでは、始め!!」
二つのボールが中央に向けて投げられる。
そのボールが開いた時、
ポケモンバトルの始まりだ。
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