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「それは本当なのか!?」
『落ち着いて下さい。あくまで私の上司の予測です。
とにかく、私はすぐにカラクサタウンに向かいますので、博士達にはイッシュリーグ協会への連絡をお願いします』
「…………分かりました」
受話器を戻す父。その頬に伝う汗は冷や汗以外のなにものでもない。
「………お父さん?」
いつもの父と明らかに違う。
嫌な予感がする。
「…………カラクサタウンを、何者かが襲撃している。
狙いは…………ホワイト君だ」
それが的中しなければ、どれほど嬉しかっただろう。私は、初めて神を本気で恨んだ。
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