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日の常と書いて日常と読む。故に、一般では、日々とは特に代わり映えのない、面白味のないものという認識が広いのだと思う。
パラダイム・シフトとは、だからこそ、多大なエネルギーによって起こされるものであり、それを考えると、戦前なんて皆すっげぇ活気ありまくりだったんだな、とか思ったりする。
農民反乱なんて今じゃそうそう起きないしな。
そもそも農民人口自体、この御時世では減少の一途を辿っているみたいだけど。
ま、僕は、料理の味にあまりどうこう言うタイプじゃないんで、国産だろうが外国産だろうが特に興味ないし、高いものを食べたいとも少しも思わないから、現在の食料自給率に関して言及するつもりなど全くない。
なるようになればいい。
というのが、僕の主たる考えである。
なので、どうか僕の、この、ツレヅレナルママに思い記したヨシナシゴトを見て、
「あー、お前、そういう系のキャラかよ」
とか、思わないでほしい。
言っておくが、僕はこうして、調子にのって難しそうな物言いをしてはいるものの、人生や物事に対してそれほどの達観があるわけではない。
むしろ、なにも考えてなくて、だからこそ、思考はこうも支離滅裂で、論点が定まらないのだ。
今では最初に言及していた事柄さえ忘れてしまっている。
パラノーマル・シャフトだっけ?
これだと「説明不能な軸」という意味になるけど、たぶん違うな。
もはや軸がブレまくりの僕を表しているようにさえ思える。
薄い人間なのだ。僕は。
恋多いわけでもなく、血気盛んと言うわけでもない。
おそらく、現代社会においては放射性廃棄物のようなものだろう。
居れば隣人をナーバスにしてしまうし、だからといって簡単に処理できるものではない。
プルサーマルしなくちゃ。
……いや、あれはあれで効率が悪かったんだっけ?
まあいいや。
ともかく、こうして朝一番、目覚め一番でこんなどうでもいいことを延々と語りかねない僕は、どうしようもなく暇人で、プラスチック製品のように燃やせばダイオキシンを発するようなダメ人間だが(これは比喩)、一応、自制くらいは効く。
傍らの目覚まし時計を見れば、そろそろ起きなければならないということに気づける。
それは、まあ、人間としては普通のことなんだろうけど、ここまで自分を罵ってからだと、こんな当然なこともなんだか快挙のように思えなくもない。
ここが、僕のダメ人間たる所以のひとつなんだけど──
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