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親には
『ずっと置いておく事は出来ないんだよ!腐敗してきたら余計可愛そうだよ…まだ綺麗な龍希のうちに天国へ返してあげよう』
と言われた。
そんなの分かってる…
でも何処を振り返っても息子の居ない生活など考えられなかった…
息子の顔も少しずつ膨れてきたのでお棺に入れてあげようと言う話になりました。
龍希の一番のお気に入りの牛さん服に着替えさせてあげな!
と言われたけど見当たらなかった… 仕方ない…とミッキーのお洋服にした。
旦那と二人で着替えさせようとしたら、
旦那の祖父がしゃしゃり出てきて困惑したけど伯母に注意されおとなしくなった…
二人で恐る恐る龍希に触れた。
冷たく固い…ドライアイスのせいだけどね。
だけど手は柔らかくいつもの可愛いお手々でした。
涙が止まらなかった。
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