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龍希…何で…
何度も、何度も頭の中で唱えていた。
目の前の現実が酷かった。
お昼、私の友達がお線香をあげに来てくれた。
『龍坊~嘘だよね?龍坊遊ぼうよ。遊びに行こうって約束してたでしょ…』
と友達が呟いた。
友達も受け入れられないようだった
友達はよく龍希のお守りをしてくれた。
私は泣き明かし過ぎて目が腫れ寝れずアルコールに逃げていた。
龍希がお腹に入って、産まれてから一年半お酒を口にしなかった…
母乳では無かったけどとっさの時車に乗れないと困る!と思っていたからだ。
泥酔する迄飲み明かした。誰も何も言わなかった…
逆にお酒を飲んで気が休まるなら飲みなさい!って感じだった。
酒に逃げてる私を龍希はどう思うだろうか…
とよく考えていた。
龍希は嬉しくないだろう。
腑甲斐ない母親でゴメンね。
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