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咲「お兄ちゃん~、お兄ちゃん~、紅蓮お兄ちゃん~♪」
紅蓮「ははは、元気な子が増えたな。」
楽しそうに遊ぶ二人を見て、忍はイライラした表情を浮かべた。
忍「……。」
蒼ねえ「忍ちゃんもさっきみたいに積極的にならないとね~。」
真夏「そうだぞ~!な~兄ちゃん!」
紅蓮「さあ?…忍は呼び捨てで、真夏は兄ちゃん、咲はお兄ちゃん、蒼ねえはなんてよんでるっけ?」
蒼ねえ「ん~?なにがかしら?」
紅蓮「俺の呼び方。」
蒼ねえ「ん~、じゃあ蓮ちゃんって呼ぶわ。」
紅蓮「了解ねえさん。」
忍「…べ、べつに紅蓮の事…。」
他のメンバーが話すなか忍は自分の固有結界の中で赤くなっていた。
真夏「僕達の呼び方は~?」
紅蓮「ん~、忍は忍だな。蒼ねえはねえさん。真夏はナツ。咲は咲ちゃんかな。」
紅蓮「こんなもんだろ?」
蒼ねえ「そうね。」
真夏「ナツかぁ…!」
咲「咲ちゃん!なんかいいね!」
忍「私だけ呼び捨て…、一番親しい関係…。」プシュー
忍はすでに妄想の世界に落ちていた。
紅蓮「ん、忍?どうした?」
忍「そ…そんな…駄目ですよ~…。」
真夏「おお~!ここがトキワか~!」
気がつけばトキワに付いていた。
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