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―――
「すいませーん。・・・」
ｼｰﾝ･･･
「すいませーん!!」
ｼｰﾝ･･･
「おい、もしかして誰もいないんじゃないのか？」
「まだ分からないじゃないですか。今急いで来ているのかもしれませんよ？」
「そうだな。とりあえず、しばらく呼び掛けてみよう。」
「すいませーん!!」
（ん～・・・ダレ・・・？）
なんだか騒がしい声がする。
さっきから何度も何度も叫んでいるようだ。
「すいませーん!!」
（・・・眠い。お母さん早く出てあげてよ・・・💤）
まだ寝ていた私は、玄関からの声で、不本意にも目が覚めてしまった。
一刻も早く、お母さんがお客さんの対応をしてくれるのを待つ。
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