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だが、いつまで経っても聞き慣れぬ声が止むことはない。
「よし、次は俺が叫ぶ!!」
「いつも無駄に声が大きいですもんね♪」
「うるせぇ!!よー・・・し、
すーみーまーせぇぇぇん!!」
(あー!!うるさい!!お母さんっ!!・・・て、そういえば買い物行ってるんだった・・・)
今頃気付いた私。
どうやら私が出るしかないようだ。
(仕方ないなぁ・・・)
重い体をムクッと起き上げ、しぶしぶベッドから降りる。
カイ(あー・・・私パジャマだ。どうしよ・・・)
「すーみーま「うるせぇ!!耳元で喚くな。」せん・・・」
(ま、いいか・・・)
こうして、ようやく私は騒がしい玄関へと向かった。
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