2933人が本棚に入れています
本棚に追加
/497ページ
―――
翌日。
珍しく小鳥の声で目が覚め、時計を見ると午前5時。
舞(こんなに早く目が覚めたのって初めてじゃない?)
カーテンのすきまから弱々しい朝日が部屋を明るくさせている。
とりあえず喉が渇いたので、キッチンへ向かおうと体を起こすと
ビキビキビキッ・・・
舞「ったぁぁぁああ!?!?」
お腹、背中、腕、脚とほぼ身体中が痛みに襲われる。
その痛みに一気に頭は冴え渡り、
舞「ナ、ナニコレ・・・?」
中途半端に体を起こし駆けたままの状態で、事の原因を考えた。
そして昨日の筋トレの事を思い出す。
舞(確かにあんだけやったらこうなるよね・・・半端なかったもん💧)
昨日は俺様を殴るという目標のため、隊長に言われたメニューを死ぬ気でやりとげた。
我ながらよくやったと自画自賛し、身体中の痛みに顔をしかめる。
舞「っぁああ・・・ったいなぁ。」
ズキズキを通り越し、ビキビキとゆう身体をどうにか動かし、下に降りる。
最初のコメントを投稿しよう!