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白いファーの服を着て
静夜に頭を撫でられ
気持ちよさそうに
目を細め笑ってる雪は
まるで、雪ウサギのように愛らしかった。
俺は
いつも…ふと見せる、雪の冷めた瞳に何故か同じ匂いを感じてて
きっと雪は俺と同じような人間なんだと思ってた。
だから多分気になってたんだ。
だけど
お前はまだそうやって心から笑えるんだな。
雪、あの笑顔をもう一回俺だけに見せてよ。
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