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そう言って、タマリの指差した先にあるのは一軒のコンビニエンスストア。
その店頭に置かれた商品――新作パーツの中に、一際目立つピンク色の肢体があった。
『(――…え、あれって……給仕型?)』
今の自分とは真反対のその愛らしいパーツに思わず言葉を失ってしまったハレ。
なんと言葉を返せば良いのか分からず、硬直したままタマリの方を見やったのだが。
「かわいいよねぇー」
親愛なるパートナーの最愛の娘が、あんまりにも可愛らしい笑顔でそう呟いたものだから、
『…………今度ミキちゃん…じゃなくて、タマリちゃんのお母さんにお願いしてみます』
初めて……そう、ロボトルに明け暮れて16年たった今初めて、
“イメージチェンジというものに挑戦してみるのも良いかもしれない”
…そう思ってしまったのだった。
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◎突発的だからグダグダorz
昔パーツ時代のハレちゃんと、幼少期タマリ(4歳)の思い出話。
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