306人が本棚に入れています
本棚に追加
廃虚ビルに響く打撃音。
骨が折れる音。
鉄パイプで殴られる音。
吐血する音。
拳同士で打ち合う音。
総勢70人位いた。
その中で只一人の周りだけ静かだった。
この場に似合わない容姿をした男。
堤下 篠羅。
彼の強さは、例え何十人何百人敵が来ても適わない。
最 強 。
流石、不良高校のヘッドをしている事はある。
すると、彼に向かって誰かが鉄パイプを投げて来た。
「「「篠羅さんっ!!」」」
誰かが笑う。
それは見下した笑い方。
?「んなもん、篠羅に効くと思っとんのか?」
鉄パイプは、投げた本人に帰って来た。
その本人は顔面に直撃し、鼻血を出して気絶した。
最初のコメントを投稿しよう!