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両者の動きが止まり、皆篠羅を唖然と見た。
篠羅は両手で頬を包み、ほんのり赤くなり言った。
篠羅「…そんなに見たら…穴が空く…///」
その場にいる皆は顔を真っ赤に染めた。
一部、ある意味真っ赤に染められたが…。
?「篠羅を汚れた目で見んなや」
この人でした←
篠羅「………続き」
?「こんな状況や、もう仕舞いにしようや…。」
男はニヤリと怪しく笑う。
敵も味方も顔を真っ赤から真っ青にさせた。
篠羅「……たまちゃん……」
男は名を呼ばれ振り返る。
よく見たらかなり整った顔、そして長身。
右に流した紅い前髪に紅い瞳。
首には、大型犬用の鎖のついたデカい首輪。
たまちゃんこと、倉石 環-クライシ マタキ-。
篠羅の親友兼右腕。
環「わいが終わらせちゃる。」
篠羅「……がんば」
篠羅はそう言い、今まで争っていた味方を下げて敵に言った。
篠羅「……たまちゃんが…運動したいって」
環「篠羅も動きぃや。」
篠羅「……逝けー…たまちゃん」
篠羅はそう言い、脚を大きく振りかぶって……
がっ…!!!
環の背中を蹴った。
環「どわっ!!」
環は敵のど真ん中に着地。
100点っ!
誰かが囁いた。
はい、篠羅です←
環は溜め息を吐き、立ち上がり周りの敵を見渡す。
環「楽しませろや?」
悪人面←
by篠羅
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