ラブレター はじめに

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 大空真一がこのラブレターで語っていることは、友情と信頼、愛と美、愛情と結婚である。  真一が海辺で拾った種は、女性との出会いと心の象徴を表している。孤独な真一が種を拾い、その種との友情が生まれ、後にその種との関係が、愛と美の関係へと発展していく。結末は真一が、その種の奥深くの真実の心の世界を悟り、愛を持って求婚へと進展してゆく。  このラブレターは、全てが心の表現の世界にあり、拾った種は女性との出会いを象徴し、出会いにおいての心の変貌と愛と美を中心に描いたラブレターである。その中心である心と愛を知るために異次元の世界を経験させられた。新ロマン・ラブレターである。  物語化したラブレターであり、今回投稿にあたって少し手を加えたが、約25年前に求婚にあたって実際にこのラブレターを最愛成る今の妻へ投函したラブレターである。  今年度は、銀婚式を迎える記念すべき年である。
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