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スーパーマンでもあるまいし、どうやって飛ぶんだよ?などという無粋な質問は不要だ。
ファンタジーな存在を甘くみてもらっては困る。俺逹のような存在は魔法が使えるのが常識なのだ。
因みに俺の場合は風の魔法をメインに使える。空を飛べるのもその魔法のお陰である。
後、飛行機を使わないで来たということは当然、不法入国扱いなので良い子の皆は真似しないようにね。
さて、日本に無事にたどり着いた俺の第一声は……。
「侍はどこだ……」
端からすれば、明らかに意味不明な発言である。俺はその場に膝を付く。
「話が違うぞ。日本は侍の国ではなかったのか?」
物凄くショックを受ける俺。こんなことになったのには理由がある。
俺はここへ渡る前にとある映画に出会ったのだ。
タイトルはその名も。
【ファイナルサムライ】
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