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その夜
仕事を終えた私たちは、そそくさと地元を離れました
そういえば仕事中に、タッキーからメールが来ていた
タッキー✉
[昨日はありがとう💕俺はあの後飲まされて店で寝ちゃったよ💦
愛ちゃんは仕事中かな?頑張れよ⤴]
みっちゃんに運転を任せて、タッキーに返信するメールを考えていました
あ!
そういえば今日行くこと伝えてないんだけど大丈夫なのかな?
愛
「ねーみっちゃん」
みっちゃん
「どうしたー?もっと急げって?そう焦っちゃ駄目だよ~」
愛
「まーそれも正解なんだけど、今日行くこと言ってあるー?ん?なんだっけ、何君だっけ?」
みっちゃん
「あ~言ってない(笑)完全に忘れてたわ!」
愛
「店やってるのかな?今日休みだったり?もしかしたら満席で入れなかったり…あわわわわわ…やばくない?今さらお店行けないなんてなったらダメージ強なんですけど!!!!」
軽くテンパり始める私
みっちゃん
「大丈夫じゃなーい?ま、いちよう連絡してみようか」
ウン、ウンと勢いよく首を振って同意しました
みっちゃん
「……あ、ちなみにー…ひー君だからね」
私は本当に人の名前を覚えるのが苦手で、このあと何度もみっちゃんに名前を聞いて怒られました
愛
「え?私が連絡するの?えー恥ずかしい…(笑)」
みっちゃんに無視されたので、タッキーに電話をかけました
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