122人が本棚に入れています
本棚に追加
/209ページ
「ふーん、そんなことがあったんだ…」
「それにしても、もっちーが女の子とふたりっきりとはめずらしいな！」
「…うっ！」
朱莉菜なんか怖い…
隆也何となくイラっとする…
「それはね私が陽くんと｢せっかくかずはさんと同じクラスなんだから話したいと思って自然だろ!」
かずはさんは一瞬驚いたようだが、俺が目配せすると笑顔で頷いてくれた。
「もう名前で呼び合う仲になったんだ…
…私は朱莉菜! よろしくね一葉ちゃん！」
「俺は大柴隆也だからよろしくね、姫川さん」
「うん！ よろしくね朱莉菜ちゃん、大柴くん」
こうして俺達は自己紹介を済ましたわけだけど…
かずはさんはなんで俺の名前を知ってたんだろう…
河原での出会いはなんだったのか…
だけど今はこうして喋っていると楽しい気持ちがわいてくる。
後で知ったことだけど、俺の前は隆也でそのとなりが朱莉菜だった。
また楽しくなりそうだ…
最初のコメントを投稿しよう！