第一章 はじめに

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まず、どうして自分が例のアイツ(この本では少しでも嫌悪感を軽減するため、ごき@Gさんと呼称することにします)が苦手なのか考えてみましょう。 そもそも虫が嫌いな人ならともかく、他の昆虫は大丈夫でもはごき@Gさんはだめ、という人も少なくはないはずです。 では何故ごき@Gさんだけがこんなに嫌われるのか? 色々あるでしょうが、まずはそれを明確にしてください。 思い当たるものはありましたか? 動きが気持ち悪い、汚ならしい、など色々理由はあるでしょうが、別にそれに当てはまるものは、何もごき@Gさんだけではないはずです。例えば、同じ人間でもそんな人はいるはずです。筆者とかね。 ですが、そんな人間が職場や学校にいるだけでたたき潰しますか? 答えは普通NOです。 理由は簡単、捕まるからです。 そう、ごき@Gさんをたたき潰すのと人間をたたき潰事の違いは捕まるから。ただその一点に限ります。 ただ捕まらないというだけ。 それをいいことに気にくわないヤツをぶち殺す。 やっている事は大量虐殺者と変わりありません。 それに、(おそらく)ごき@Gさんにも大切な家族がいるのです。 あなたがたたき潰したごき@Gさんの子供は(おそらく)「ママー、お腹減ったよ~。どこ行っちゃったの?」 なんて言って泣いているのです。 …あなたはそれでもごき@Gさんをたたき潰せますか? 全然たたき潰せる、と思ったあなた。 ごき@Gさんをたたき潰した時、ふと、自分の顔を鏡で見てみてください。 きっと、鬼のような形相をしていますよ… 前書きはこれで終わりです。 これで少しはごき@Gさんに対する嫌悪感は柔らいだと思います。 それでは、STEP1に進みましょう。
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