学園生活の始まり

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  「ふぅ…やっとつきました」   先ほど主とお別れしてきました 優しく頑張ってこいよなんて言うから 思わず涙が出そうにいぃぃぃっ   「思い出したら泣けてきた…ぐすっ」   とっとりあえず涙拭いて ピンポン押さなきゃ   ピンポーン   ・・・・・・・。   えぇぇっ!?誰も出てこないよ!   「どっどうしよう…」    「なにオロオロしてるのですか」 「うわぁっ」   いきなり話しかけてくるから びっくりしたぁっ…この人だれ?   「これから執事になるために  ここに来たのでしょう?  執事たるものオロオロしてちゃ  いけませんよ?全く…」 「…あ、はい」   一応、執事何だけどなぁ   「あの…」 「なんですか?」 「…どなた様、ですかね?」   それにしてもこの人かっこいいなぁ   「申し遅れました、月野です。  以後、お見知りおきを」 「あ、猫田です。よろしくお願いします」  月野くんかぁ 21歳くらいかなぁ 僕と同じ19歳だったりして   ※猫田の自称は僕です  
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