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「もしもし」
と電話に出ると
「もしもし紅。今どこ?」
とその声に聞き覚えがあった。
「今会社だよ」
「そっか~今から会えないかな?」
と言われ
「いいよ。今終わったし何処にする?」
と聞くと
「じゃあ~空港に来て」
「了解」
と言って電話を切り会社を出た。
しばらくして空港に行き入口でまっていると美女が俺の目の前に現れた。
「もしかして紅?」
「そうだけど、どちら様で?」
と聞くと
「私よ私さやよ」
「さっさやか~びっくりするほど綺麗になったな~」
「ありがとう紅」
「それよりどうしたんだよいきなり呼び出してくるなんて」
と言うと
「会いたくなったからかな」
「そっか」
と言って会話が終わってしまい歩き始めた。
歩いている最中さやが話かけてきた。
「ねえ紅。四年前のこと覚えてる?」
「うん。覚えてる」
「あの答えなんだけど...」
「答えならいらないよ。わかってるから」
と言うと
「えっ知ってたの?」
「うん。好きな人いるんだろ。だからいいよ」
と言い分かれ道の右側に走って行った。
しばらく走ると自分の家が見えた。
自分の家に入り自分の部屋へ行きベットに倒れた。
「何言ってんだろ俺」
と呟きポケットから携帯を取り見つめていると同じ会社の朝比奈さんから電話がかかってきた。
「もしもし、どうしたの?」
「今何処にいるの紅君?」
「家だよ」
と言うと
「そっか~じゃあ明日会社で言うよ」
「了解」
と言い電話を切った。
そして目をつぶりそのまま寝てしまった。
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