泰明の場合…

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…あいつおせーなぁ。 安尚がイライラしながら待っていると… おーい。 泰明がニコニコしながら現れた。 おせーよ。 わりーわりー。 と、軽く挨拶を済ませて、 で、どーすんの? 安尚が訪ねる …少し間が空いて、泰明が呟いた。 スロット…で増やす。 …安尚はぽかーんとして黙っていたが、 いや、やったことないし。高校生だし。ダメでしょ。 正論が返ってきた。 大丈夫。俺の言うとおりにやってくれれば。 だからお願い付き合って。 泰明は真剣にお願いした もともと、泰明がパチンコ屋に通っていることを安尚は知っていたので、簡単に了承してくれた。 さすがは悪友 しかし、これが、安尚の人生を後々大きく変えたのかもしれない。
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