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「明日……」
闇雲になって明日を探していた
今を生きれる理由(わけ)も見つからないというのに
「どした……?」
君の隣で僕は問いかけてみた
「何もない……」といった君は眩しすぎた
走りだした君と2人
ずっと遠く、高く……
手を繋いで歩むんだ今という道を
「越える……」
どんな壁だって壊せる自信はない
越えていくんだ
逆走だけはできない道なのだから
「つまり……」
この先のどこかで君が倒れても
僕は君の元に戻ることはない
「それでもいいんだよ……」
眩しく君が笑う
「明日を探していこう」
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