茜道
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初めて2人で帰った放課後、最も長く感じた日…… 芒を鳴らす秋の風、君の髪をも静かに鳴らす 鉄塔の裏に落ちていく空、地平とぶつかって燃えていんだ 歩みを重ねるたび大きくなる、2人の影法師 だけど不器用な僕は半歩先に、重ならない影法師 ふと、君が半歩後ろから 空を切ってる僕の手を握る 重なる、手と手と、2人の影が これ以上に切なく思える刹那に 僕は出会えただろうか?
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