夕焼け特急

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昔、夕空を見つめた時 太陽の向こうには 宇宙行きの列車が走ってて 切符さえあれば 宇宙へ行けると思ってた 夕日が地平に沈み 宇宙が姿を現して 一番星が次の駅だと本気で考えてた 大きくなったら 乗れると思い 始発を見守る 未来の旅人 『いつか、そこへ……』 僕の描いた宇宙(そら)は孤独(ひとり)ではない 暗くも 寒くも 寂しくもない 僕の夢見た宇宙(そら)は夕日色で 暖かく 明るく にぎやかな 雲や星が浮かんで 僕は列車に揺られてる いつか来ると信じて待つ 銀河鉄道とは違う 僕だけの夕焼け特急
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