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いくらためらっただろう…
もうかれこれ10分だ。
未来「はぁ… もうやめないか?」
香苗「う、うん…怪しいしね」
その場から立ち去ろうとしたそのときだたった。
???「ん?君達入部か?」
そこには世間ではイケメンと言うのだろうすらりと長い足でキリッとしたメガネの青年が立っていた。
香苗「は、はい!!入部希望者です!」
???「へぇ…珍しい。中入ってよ」
そう言われると二人は中へ入っていった。
中には…いや部室と言うべきなのであろう 部室には男一人と女一人がパソコンを動かしていた。
???「謎解き部にようこそ!僕の名前は宋田豹牙 謎解き部の部長だよ!」
宋田豹牙と名乗る男はパソコンに向かっている二人に向けて…
豹牙「ほら入部希望者にあいさつして!」
パソコンに向かっている男が立った。
???「情報収集係りの上條聡です。よろしくです」
続いて女が
???「記録係りの森田煌奈です」
豹牙「うちはパソコンから学校近辺の謎を見つけてそれをいつか解決してやろうっていう部活なんだ」
香苗「いつか?解決したことないんですか?」
豹牙「うん。自慢じゃないけどね」
香苗「へぇ~…」
香苗はがっくりきてるようだ。豹牙「じゃぁ君達も自己紹介してね!」
香苗「はい!佐々木香苗です!皆さんの役にたてるように頑張ります!よろしくお願いします!」
未来「夢崎未来です。よろしくお願いします」
豹牙「じゃぁ君達に早速作業に取りかかって貰おうか。う~んそうだなぁ…学校中の噂を調べてくれないかな!」
香苗「噂を調べるってどうやって調べるんですか?」
豹牙「簡単だよ。生徒に聞いてまわってくれるだけでいいよ」
香苗「は~い!行ってきま~す!」
香苗は相当乗る気のようだ。
だが…
香苗「はぁ…何にもないね」
こんなグダグダの作業がいつまで続くだろうか。
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