4年後

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『…おはよう。ミア。』 『お…おはようございます。け…永谷先生。』 (うわー…眉間にちょーシワよってるよ…やばいよ…やばいよコレ) 『遅刻の原因は?』 声を押し殺したような声でミアに聞く永谷先生。それが逆に怖い 『えぇ~っと…あたし今日から1人暮らしで、目覚まし買うの忘れてたんですよ。それで寝坊して遅れました。』 健ちゃんの様子をうかがいながらしゃべっていくミア 『………』 少しの沈黙。 ビクビクするミア。 『だぁっはっはっはっはぁ!!』 ビクッ!? 『んだそれぇーお前バカだなぁ。よっしゃんなら今日は特別だぞ。早く時計買えよなぁ。くくくっ』 と、笑いながらどかどか歩いて行く健ちゃん。 ポカーンとするミア 『………まぁいっか♪』 少し上機嫌でグラウンドへと向かうミア。 ずっとこんな毎日が続けばよかったが、その時は少しずつ近づいてきていた…
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