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一人道をたたずむ 冷たい風が通り過ぎて行く
吐く息は白く 手もかじかんで 温もりを求めている
灰色の空ひとつの温もり 手をのばすけど届かない 光
願ってはいけないと分かってるけど
赤い景色は枯れ果てて死んでしまった
嘘つきな僕と正直な君 二人は交わる事はないよね
舞降りてくる雪 真っ白で
「目障りだ。」と吐き捨てた
冬の軌跡を僕が溶かしてしまおう
ゆっくりと歩きだす 冷たい風が追い越して行く
感情はなく 目も冷たいまま
ネズミ色の雲何もない 見上げてみるけど落ちて行く 闇
願っても届かないと分かっているから
死んだ景色は白く塗られた
嘘つき僕と正直な君 二人は交わる事はないよね
君は「ありがとう。」と言うけど
僕は「さよなら。」と答えてた
君の言葉僕が白い息とともに消した
白い景色を僕が染める
嘘つきな赤と正直な白 二人は交わる事はないから
君の白い心は光だけど
僕の赤い心は闇だから
君の心を僕の手で赤く染めてやろう
嘘つきな僕と正直な君 二人は交わる事はないのに
君の笑顔を 僕が求めいる僕の涙を 君が受け止める
君の口づけが白い息をさえぎった
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