奇才…変態?

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ちょっとした路地裏に佇む洋風の建物。 そこに、一軒の探偵事務所があった。 「林檎…探偵事務所?」 建物の前には、探偵事務所の住所が書いてあるメモを持った女性がいた。 名前は遠山円。 3日ほど前からペットの猫が行方不明になり、探偵に捜索を依頼しにきたのだ。 「なんか…可愛い名前の探偵事務所だなぁ」 洋風の建物もお洒落だし名前も可愛いこともあり、いやがおうにも期待は膨らむものでありまして… この目の前の扉を開けると、そこに紅茶でも飲みながら書類に目を通す、素敵な女性がいるような予感がするのであります。
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