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2人は教室へ向かった
河野『不良なのにホームルーム出るんだな…』
祐平『いるだけだけどね』
河野『ふーん …祐平は何で吉田派閥にいるんだ?』
祐平は河野から顔を背けながら答えた
祐平『1年の時、3年生にカツアゲされたんだ… その時助けてくれたのが…』
河野『大輪か…』
祐平『違うわ!! 吉田に助けてもらったんだ… その時から俺は吉田と一緒に行動してるんだ…』
河野『にゃるほどにゃるほど ベタな話だけどいい話だ』
河野は棒読みがちで話を続けた
河野『大輪派閥のやつらは悪いやつなの?』
祐平『そんなことないよ 元々は両派閥とも仲が良かったんだ… 去年色々あってね………』
河野『まぁ 深くは聞かないよ…』
少しの沈黙の後祐平が口を開いた
祐平『着いた~♪ ここが俺達の教室だよ』
河野『祐平も同じクラスなんだ♪』
そう言いながら河野は教室のドアを開いた
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