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学もなく、冒険にしか時間を割いてこなかった俺には他の道は無かったが、職種において大きな方向転換を強いられる。
敵に気付かれないように近づき、致命的な斬撃を繰り出せるﾃﾞﾓﾝｼｪｲﾄﾞ…
それが俺の進む道になった。
｢兄さんが忍び寄ってｻｳｻﾞﾝﾄﾞｴｯｼﾞをする前に、僕がｺﾗﾌﾟﾄをかけて万一の反撃にも余裕でかわせるようにするよ。｣
その日から、弟の進む道も変わってしまった。
俺を助ける為の生活…
俺をかばう為の冒険…
俺という存在が、弟の未来に足枷を作ってしまっていたのだ。
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