疑い

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見慣れた神谷さんの家につくと再び腕を掴まれ、部屋のドアを開けた途端にドンッと壁に体を押し付けられた。 「いた、いです」 「きっちし説明してもらうよ。どうして昨日突然僕の家からいなくなったのか、電話に出なかったのか、僕を見ないのか…」 顎を掴まれて無理矢理にでも視線を合わせられる。 えっ…神谷さん泣きそう…? 想像していなかった神谷さんの表情に困惑してしまう。
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