恐怖

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美恵子は慌てて靴を脱ぎ受話器を手に取った。 『どちら様でしょうか?』 『美恵子ちゃん…お帰りなさい…』 ピーピー… 電話は切れた。 とても冷たい声で寒気を帯びた声だ。 美恵子はイタズラだと思って気にしないようにした。
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