ストーリー:難易度一

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―――――――――――――――――――  今回の任務の場所は『嘆きの平原』と呼ばれている場所だ。  中央には大きな竜巻が常に居座っており、それは巨大なアラガミが引き起こした物と考えてる人も居るらしい。  言われた通りその地に足を運ぶと、以前会った女性が白いスナイパー型神機を抱えて竜巻を見据えていた。  ニールが近づいてきた気配を感じたのか、女性は振り返って微笑みかけた。  「この前の新人さんね?私の名前は橘サクヤ。宜しくね」  それから、ニールの肩を叩きながら質問する。  「ちょっと緊張してる?」  見抜かれていた。ニールが素直に頷くと、彼女は微笑みながら続ける。  「肩の力抜かないと、いざという時体が動かないわよ」  場の空気が和みかけた時、近くでアラガミと思しき咆哮が耳に届き、サクヤも顔を真剣な物にする。  「早速ブリーフィング(作戦会議みたいな物)を始めるわよ。今回は君が前線で陽動、私が後方でバックアップをします。遠距離型の神機使いとペアを組む場合、これが基本戦術だからよく覚えておいて」  因みにそのニールも基本は遠距離型神機使いなのだが、気にしない。  「くれぐれも先行し過ぎない事。後方支援の射程内で行動するように。OK?」  了承の意を込めて頷く。  「素直で宜しい!頼りにしてるわ」
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