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れんたま部の部室に入った京平は、女の子に言われて自己紹介をした。
『はじめまして…島田京平と言います。どうぞ、よろしくお願いします』
少し無言の時間が流れた。
『(えー…なんだこの空気)』
すると、男が話しかけてきた
「島田君…だっけ」
『はい。』
「はじめまして…オレが部長の松島、松島零士だ…」
さらに、さきほどの女の子が
「私、副部長の城戸あかね、よろしくね。」
『どうも、よろしくお願いします』
「で、こっちの二人が葛城と高野だ」
松島がそう言うと、城戸の横にいた男女が軽く会釈をしてきた
『島田京平です。よろしくお願いします。』
松島はおもむろに切り出してきた。
「島田君は、なんでここに来たの」
『(むりやり引っ張りこまれた…とは言えないし)』
城戸が視線を投げてきているのが分かったからだ。
『あの、れんたまって響きになんか興味がわきまして…』
「ふむ、なるほど」
松島はうなずくと、深く息をついた
「あのさ」
『は、はい?』
「レンジ卵…好き?」
『…は?』
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