第2章 人を思いやるデュエル

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「アブソルートはフィールドから離れると相手フィールドのモンスターを全て破壊する効果があるんだよ。」 と少し自慢げに説明するあきにゃん。 「強いね、あきにゃん。でも負けないよ。師範が相手のカード効果で破壊された時自分の墓地に存在する六武衆と名のつくモンスターを手札に加える。俺は六武衆の師範を手札に加える。」 「でも、純くんを守るモンスターはいない!バトルだ!ジ・アースで純くんにダイレクトアタック!」 ジ・アースは大気中のエネルギー両手に集中させ純に放った。 ジ・アース ATK5000 純LP8000→3000 「俺はこれでターンエンドだよ。」 久我 △ □■ 手札3 LP650 「アハハハ・・・あきにゃんやっぱりデュエルって楽しいね。」 「そうだね。互いに全力で戦えるからね。」 二人は本当にデュエルを楽しんでいる。純は地下デュエルでは自分を守るだけで必死だったせいでデュエル楽しむことは出来なかったが今は違う。これからは楽しみながらデュエルすることが出来ると思うと笑いが込み上げて来たのだ。 「俺はこのデュエル、絶対に勝つ!俺のターンドロー!」
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