第2章 人を思いやるデュエル

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パチパチ・・・ シーンとした教室に一つ拍手が起こるとそれは連鎖して大きな拍手が起こった。 「とてもいいデュエルでした。」 拍手しながら緑先生は教壇に歩きながら言う。 「久しぶりに熱いデュエルをさせてもらったよ。純君ありがとう。」 あきにゃんは純にそう言うと純に手を突き出した。 「こっちこそ楽しいデュエルだったよ。」 純とあきにゃんは熱い握手を交わした。 「あんなにサーチして負けるとはまだまだあきにゃんは駄目だね。ゼロサンダーグングニールデッキなのにゼロとグングニールしかあんまし出さないからなぁ・・・」 「何故あんな熱いデュエルで君はそんな捻くれたことが言えるのが不思議だよ広人。」 また二人の独特な会話が繰り広げられたのは言うまでもない。 それから太陽が沈み、辺りは綺麗なオレンジ色な世界が広がる時間まで時が経ち学校の生徒は次々と家へと帰って行く。
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