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「た、ただいま・・・」
「おぅ!おかえり。どうだ、学校は楽しかったか?」
古雅は明るい声で聞いてきた。
「楽しかったです。でも、俺は本当にここにいていいのですか?俺がいても迷惑にしか・・・」
「迷惑なんかねぇよ。」
「ですが・・・」
「お前は今まで普通の奴とは違う生き方をしてきたとたんだろ?」
「!?」
古雅からそれを聞いた時純は口ごもってしまった。
「今はそんなこと気にせず、今を楽しめ。純。」
「古雅さん・・・うっ」
純は声を殺しながら泣き出した。そんな純を古雅は優しく抱きしめる。
純はこれからの人生を一緒懸命楽しんでいこうと固く心の中で誓った。
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