第3章 幽霊屋敷に潜む者

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「俺達の学校の裏にでっかい屋敷があるの知ってるよな?」 「知ってるもなにもあの屋敷に住んでいた家族が全員交通事故で亡くなって、その家族全員があの屋敷に幽霊となって住み着いている噂でしょ?」 『学校の近くに幽霊屋敷って・・・』 純は少し身震いした。 「まぁ今までの噂はそうだったがな。だがこの頃、日が沈んだぐらいに泣き声が聞こえるってくるらしい。」 それは完全に幽霊だろっとは純は言えなかった。本当にその場に遭遇しないと信憑性は得られない。 「だったら今日その屋敷調べてみない?」 「お前・・・まぁ本当かどうか俺も知りたいしなぁ。」 広人はめんどくさいことはほとんどやらないが自分に興味のあることはとことこやる人だとこの2週間がわかったことだ。 「なら学校が終わったら校門で集合だ。」
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