2104人が本棚に入れています
本棚に追加
/68ページ
父さんと訓練を始めて7年が経ち俺は10歳になった。
10歳になった俺は訓練のおかげで大抵の武器ならなんでも使いこなせるようになり、魔法もかなり使えるようになった。
そして今俺は、ノータムの近くに大量発生した魔物の駆除のために平原で魔物と戦っている。
「お前で最後だ!!」
俺はそう言うのと同時に手に持った大剣で狼のような魔物の頭と胴体を切り離す。魔物はその一撃でなすすべもなく崩れ落ちた。
魔物を駆除し終わって一息つく俺の周りには20匹ほどの魔物の死体が転がっている。
「うわ~、魔物の返り血浴びすぎて気持ち悪いな。【リフジェクト】!!」
俺が魔法を唱えると白い光が俺を包んでいき、光が消える頃には綺麗な状態に戻っていた。
俺は体の汚れを魔法で綺麗にすると、転移を使って家に帰った。
「魔物の駆除終わったよ~」
「もう終わったのか?お前もなかなか強くなったな。そうだヴィル、お前ギルドに入るか?」
「もちろん!!今すぐ入る!!」
「そうか。じゃあ転移するから俺に掴まれ。転移!!」
最初のコメントを投稿しよう!