異世界転生物語

いざギルド!!

｢よくやったぞヴィル!!おかげでかなり儲かったよ｣

ギルドマスターにギルドに入る許可をもらい、父さんのところに行くと、満面の笑みを浮かべた父さんがいた。

このクソ親父、子供を賭けの対象にしやがったな…。

｢父さん…、母さんが子供を賭けの対象にしたって聞いたらどうなるかな…？じゃあ先に帰るね｣

俺はそう言ってすぐに転移で家に帰った。転移は魔力さえあれば一度行ったことのある場所に行けるからね。

｢…えっ…？…ヴィル…？｣

転移する間際に見えた父さんの顔は青ざめて冷や汗まみれだった。

その後、全てを知った母さんに父さんはボロ雑巾のようにされ、儲けたお金は全て家計に回された。