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「ギリギリにだったけど、ちゃんとたすけてくれたよ」
やっぱりちゃんと事実を伝えないとね。
「ギリギリ!?」
「うん。ちょっと襲われかけた」
あっ、なんだか母さんから黒いオーラが…
「ただいま~。ふ~疲れた」
父さんの声がしたとたん母さんから出てる黒いオーラがさらに増した。
「ふふふ、あなた~。こっちいらっしゃ~い」
父さんごめんなさい!!
俺は父さんに心の中で謝ると自分の部屋に逃げ帰った。
「あの…、イザベル…?黒いオーラが出てるよ…?」
「あなた…?ヴィルが感じた恐怖感じてみる…?」
「えっ、いや…。ぎゃああああ」
それから父さんの悲鳴が何時間も家に響き渡った。
俺は父さんの悲鳴が聞こえなくなるまでベッドの中で時間を過ごした。
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