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何を話すか考えていたら、先に話を切り出したのは先輩だった。
「……女か？」
はい。貴女です。
とは言えないし、何で女の子の話になるの？？
「違うのか？
君は女子に随分好かれているらしいじゃないか。
だからその類いの悩み事じゃないのか？」
いや、それは喜ぶ事じゃない？
確かに自慢じゃないけどそれなりにモテますよ？
でも今のところトラブルは無いですよ？
「そうか…
違うのか……
この間も一年の子と三年の子に告白されたろう？
その事だと思ったんだがな…」
うん。確かに告られた。
でも何で先輩知ってんの？
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