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来店してきた男は細身で顔色も悪く明らか体調不良の様子。
よく見るど絆創膏゙にはうっすらと血がにじんでいた。
ホンマにめっさようさん怪我してるやん…
これだけ目立づ絆創膏゙をスルーしては逆に不自然、私は当たり前のように質問してみた。
『どないしはったんそれ?』
申込用紙を記入する男性はうつむきながら
『階段から落ちて…』
と濁す様に答える。
階段てそれは嘘やろ…
顔からダイブしたんかい…
おかしいと思いつつ店長に言われるまま私は新規申込の手続きに入った。
現在、単身赴任で大阪の社宅に一人で住んでいる。
家族は妻と娘、三重県で男が所有する一戸建てに居住。
借入はないが今日だけで情報センターに5件の問い合わせがある。
これについて確認すると正直に本日5社より250万借入たと申し出。
借入理由は知人への借金返済と言う事だった。
なんか嫌な感じやな…
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