26人が本棚に入れています
本棚に追加
本殿のある所まで進む。
そこには、巫女と神が二人いた。片方は座っている。
向かいには、閻魔が立っていた。
楽園の最高裁判長『四季映姫・ヤマザナドゥ』
映姫「―――と言う異変がありました。もうすぐ冬が終わり、春になろうというのに、幻想郷は寒気を残したままなのです。」
祀られる風の人間『東風谷 早苗』
早苗「それは大変でしたね。」
土着神の頂点『洩矢 諏訪子』
諏訪子「それがまた似たような事が起こっているんだね。」
箒で庭を掃く早苗、興味が有るのか無いのか分からない諏訪子。
映姫「しかし、今回は雪が溶け、春に替わる境界のような時に起きている。まるで気付かれないように。」
本殿にずっしりと座っている威厳を感じさせる神が口を開いた。
山坂と湖の権化『八坂 神奈子』
神奈子「………それで。家と何が関係ある。」
最初のコメントを投稿しよう!