真実、事実、現実

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まず、一番最後に挙げた「現実」について説いていきましょう。 まずこれは、全ての人に同一というのは無い、と僕は考えます。人という、いや、すべての生き物は、それぞれ自分の中に一つの世界を構成し、その中にだけ住んでいると考えるからです。この「世界」については、次の章辺りで書きましょう。 簡単に言えば、現実に起こっていなくとも、見た"モノ"がそう思えば、その人の世界の現実に起こっている。そう言った考え方です。 この大宇宙で何が起ころうと、認識するのは人であったり、または別の何かであったりする。それが誤認されようと、されまいと、その認識がその人にとっての現実、ひいては事実になるわけだ。歴史が変化するのと全く原理は同じ。 無理やりなこじつけだが、自分がそう認識すれば、それこそが現実、事実になるわけだ。
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