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今時こんな手でくるやついるんだな。
と、少しばかし感心していると、アホ面がまた話しかけてきた。
「聞いてる?人の話し?」
聞きたくない。お前の話し。
「お兄ちゃんさぁ。ずーっと黙っててもいいことないよ?だからさぁ、早く治療費よこせコラ。」
笑顔でいうな気色悪い。
「ヘラヘラきめぇんだよ。ポンコツ。」
あ、ヤベ、本音+αが。
「っーの!調子こいてんじゃねぇよ!ガキが!」
ポンコツ が おそいかかって きた
こうげき
ぼうぎょ
アイテム
にげる
→金蹴り
ガスッ!!
「ぱッっ!!!」
ポンコツ を たおした
「テメェ!」
チャラお が おそいかかって きた
こうげき
ぼうぎょ
アイテム
にげる
金蹴り
→Jr.潰し
ディクシャッ!
「ヒャッッッ!?!!」
チャラお を たおした
EXP,3
ゆきち ななまい
を てにいれた
ケン は そのば を あとにした
「……これはひどいのぅ。」
白尽くしの老人は道端で倒れ伏している二人のチンピラを可哀想なものでも見るような目を向けながら、いった。
そして、老人は顔を上げると道行く人の中の一人の青年の背中を見つつ、困った表情をしながら消えた。
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