異世界に来たらまずは戦闘、これは一種の醍醐味だと作者は思う

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………ん?本と一緒に? そうだ、この本だ。 俺は手元に置いてあった本を手に取った。 リカは、この本が倒れてた俺のそばにあったつってたよな。 でも、俺はこの本のことなんざ知らねぇ。 じゃあ何かしらのヒントがあるんじゃねぇか? 俺は、今ある疑問を解決するため、本を開いた。 そして、開いたページには、こう書かれていた。 『ようこそ、ワレルディアへ。そしてワシは神様じゃ(`・ゝ・´)キリッ』 引き裂いていいか? いや待てマテまて、ここは我慢だ。 引き裂いちまったら話しが進まねぇで、第二話、完。になっちまう。 とりあえず次のページだ。 このイラつくだけの文からして、これを書いたやつは自称神様のクソボケジジイなのは確定だしな。 何かしらのヒントはあんだろう。 俺は、ページをめくった。 『これを見ているということは、破かずに堪<コラ>えたか。 破けば良かったのに。』 …………………我慢だ、我慢。 『ふむ、では、破かなかったお前さんにご褒美として、三つほど説明を記しておこう。 まず一つ目は、ワシとワシの目的を記そうかの。』
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