第二章~覚醒~

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「さぁ殺しをしない魔王は倒す気にならなかったんでしょう」 だとしても上からの命令だしなぁ。 「ここでお話は終わり、フォルテ君起きて貰いますよ」 「そうですか興味深いお話ありがとうございました」 「いえいえではまた」 ルシアンさんは指を鳴らした。 そうすると意識が少しずつわかるようになり自分がドリームから覚めた事がわかります。 「いてて、やっぱり身体中が痛いですね」 僕は傷がある所を見ましたが傷口が塞がってます。 「なんで傷口が」 ふと左肩に重みを感じましたので見てみるとノエルさんが小さい寝息を立て寝てます。 「ノエルさんの魔法ですか寝ている間に苦労をかけました…ありがとうございます」 僕は隣で寝てるノエルさんに小さくお礼を言いました。 さてどうしますかね、大分周りが明るくなってきましたがあのモンスターはまだうろついてますかね? あいつは夜型だから朝まで待ちましょうか。 まぁ余談ですけどノエルさんは本当可愛いですね、寝顔とか結構ご馳走様です、あセレナも可愛いですよ補足寝顔だけ見せたら誰でも落ちるくらいですかね。
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