第二章~覚醒~

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「まぁそうですね、別にいないわけじゃあありませんがあまり話ませんね」 「あらちゃんてたいるのね、でも聞かないわ。あまり人の恋に口出ししないたちだから」 「ありがたいです」 僕は笑いながら言った。 「それじゃ今日で街でますのでもう休みますね」 「それじゃこれあげるわ、旅の途中にでも飲んでいきなさい」 女将さんは少し大きめのパンとワインをくれた。 「ありがとうございます、また来たら寄りますのでそれじゃ」 「いってらっしゃい」 僕はそういい酒場を出た。 「さて、次の街に向かいますかね」 また僕は歩き始めた、だけど僕には目的ある、父さんを探す事と母さんを探す事だ。手掛かりはないけどいつかは見つかる事を信じて旅を続ける。 もう1つの目標は世界中を旅する事ですね。 制覇する頃にはセレナ達は有名になってるといいですよね。 出来ればルーナ様も見つけたいなぁ、色々聞きたいので。 「やっと見つけましたよ、坊っちゃん」 後ろから声がした女性の声だ、普通に聞いたら美しい声だが気を張ったらとても恐い。 「どちら様ですが?」 僕は無意識のうちに戦闘態勢に入っていた。
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