逃亡者

3/7
7人が本棚に入れています
本棚に追加
/107ページ
[なんとか・・ついた・・みたい。] ふらつきながらも歩き出す。 隣国に着けば、彼奴らもあまり入ってこない筈 少しでも進まなくては 研究所では少し騒ぎになっていた。 「・・たく、逃げられるとは!!」 苛ついていた 「あの体では、まだそんな遠くには行ってない筈です。」 「取り合えず、国境を通られたら終りだ。その前には捕まえなければならない。」 部屋を出ていく あの少女を捕まえる為に 帝国とグリシェッド国の国境 [・・・・やっと・・ついた。] ふらふらになりながらも歩いていて 「・・居たぞ!!」 追いかけてきた 急いで逃げるが、後ろは崖に行き当たってしまい 「観念して、こっちに来なさい。」 嫌な深い笑みを浮かべながら近寄ってくる。 [・・い・・いや!!] 声は出ずに後ろに下がり続け 崖から落ちた。 「・・下に降りて探せ!!」 研究者の男は慌てながら指示を出す。 だが見つけれ無かった。
/107ページ

最初のコメントを投稿しよう!